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  1. 小野坂貴之

なんだかな。

バレーボール世界最終予選が終わった。三週間ほどバレーボール観戦三昧であった。女子は辛くも五輪切符を手にしたが、男子は2大会ぶりの五輪行きはならず残念な結果ではあった。残り2戦を残しての切符消滅だった。ただ、最後はフランスに勝利して、これが次に繋がっていくことを切に願う。いろいろあったけど、切り取ってみれば面白いラリーや駆け引きの応酬はあったもの。

男子が切符を逃した翌日の、なんとかっちゅう強化本部長の辞意表明はいただけない。「山から2メートル級を探す気持ちで育成」なんて記事にはあったが、まだ試合残ってるのにそんなこと言ってどうすんのさ。自分がしてきたことを否定しているのか、はたまたしてこなかったことの自己紹介ではないか。

「選手がかわいそう」なんではない。周り含めてチームとして組織としてやってきたんだから最後までやれ。無念である。

なーんて、ひさびさに「あぁ?」などとイラッとしてみる。いけないいけない、と口角を上げてみても、目はあんまり笑っていない今日この頃である。